文京あじさいまつり「白山神社」(2017.06.14)
気づけばカメラを持って出掛けるのもひと月ぶり。
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されてる「ソール・ライター展」が今月で終わりということで行ってきました。
ついでにどこかで写真を撮りたいな~と思い、選んだ先は文京あじさいまつりが開催されている「白山神社」です。
明け方まで雨だったおかげで、
しずくが紫陽花の色を引き立てています。
紫陽花といえば4枚の花弁のものが一般的ですが、こんな形のものもあるんですね。
下から透かしてみたり。
紫陽花の名所ということもあり、みな思い思いにスマホやカメラで撮影していました。
やっぱりこういう定番の青が好きだな~。
今回は時々晴れ間ののぞくお天気でしたが、雨の日のしっとりとした紫陽花もいずれ撮影してみたいです。
ソール・ライター展のほうですが、体調の関係で残念ながら集中して鑑賞することができませんでした。無念。
行く前にソール・ライターのドキュメンタリー映画も見たんですが、
「世の中すべて写真に適さぬものはない。全ては写真だ。今日の世界ではほとんどすべてが写真だ」
という言葉が強く印象的に残っています。
私も撮りながらよく思うんです。わざわざ遠くまで出掛けなくても、もっと身近にだって魅力的な被写体があるはず、と。
もちろん、足を運ばなければ見られない光景も当然あります。
本当に撮りたいものは何だろうって考えたとき、身近にある「美」を写したいなと思いました。
といっても単に「美しいもの」だけではなく、違和感のあるものとか不思議なものとか、このブログのタイトルにあるとおり「琴線にふれた瞬間」です。
残念ながら、圧倒的に経験値が少なく被写体を見る目も養われていないので、どうしても分かりやすい美(花)メインのブログになってしまっているのが現状。
美しいものなら誰にだって美しいと感じられますが、そうじゃないものに対して「美」を感じ取るのは、生まれ持ったセンスなのでしょうか。
願わくば、写真を撮ったり人様の作品に触れていくうちにそのセンスが磨かれ、身近に存在する美に気づける日がくることを、切に願っています。